「いしり」とは、魚から作られた醤油で、塩漬けした魚を醗酵、熟成させた調味料です。イカから作られるものが有名ですが、当店の「姫鱚いしり」はメギスを原料とし、塩分を醤油と同じ程度に調整しておりますので、くせがなくて使いやすいとたいへん好評です。 化学調味料等を一切使わない自然食品で、大豆を使用しておりませんのでアレルギー体質の方にもおすすめです。 能登半島の「姫漁港」で仕込むため、「姫鱚(めぎす)いしり」と名付けました。
能登半島の小さな港町「姫漁港」で、姫鱚いしりは作られています。実は、いしり亭をはじめるにあたって、能登じゅうのいしり(いしる)を調べました。その結果いちばんおいしかったのがメギスのいしりだったんです。
原材料のメギスと塩を入れます。香料や化学調味料はもちろん、糀(こうじ)などの醗酵をうながす副材料も一切加えません。
醗酵させること1年間。時々、攪拌(かくはん)して醗酵が均一になるように気を配ります。写真は醗酵途中の様子。樽の下のほうに液体がたまり、上には残ったものがういています。
容器の底のほうにある栓を抜くと、透きとおったいしりが出てきました!これを加熱して丁寧にアクを取り除き、完成です。
400キロの原材料を漬け込んで、1年後にとれる姫鱚いしりの量は一升瓶で6〜7本。 それだけ、海のおいしいさがギュッと濃縮されているのです。
いしり(いしる)職人の桜井さんいつもにこやかな笑顔で、口数の少ない桜井さん!いしり(いしる)造りの大変なところを尋ねてみると、「別にないよ。」とのこと・・・。400キロもの原材料を手作業で攪拌(かくはん)するのは大変じゃないのですか?と聞くと照れくさそうな笑顔で「うーん、まあね。」とだけ、こたえてくれました。
奥さんも一緒に記念撮影!取材後、奥さんがイカのくちばし(能登ではトンボと呼ぶ)を塩茹でしてご馳走してくれました。獲った魚はあますことなくいただくこれが、能登の暮らしなのです
いしり(いしる)といえば魚料理というイメージがありますが、実はお肉とよく合うんです。鶏肉に姫鱚いしりをつけて油で揚げれば、若鶏のから揚げのできあがり。姫鱚いしりの風味が美味なだけでなく、いしり効果でお肉がやわらかく仕上がり、一石二鳥!
いしり成分表(100ml)
全窒素
0.90g
塩分
13.12g
カリウム
115mg
カルシウム
6mg(100g)
乳酸
567mg
総アミノ酸
3751mg
石川県工業試験場
賞味期間は1年間です。