お涼み祭り

先日の土曜日は、奉灯まつりでした。もともとは、今日(7月14日)にやっていたお祭りです。(きっと、旧暦で満月の夜なんだろな) ここ数年、この日は「川の日」に近い土日ということで、いつも東京出張だったり 歌の営業が入ったりして、なかなか祭りに参加できなかったのですが、実に5年ぶりくらいで奉灯を見ました! やっぱ、いいね~この、祭り囃子!(初、動画投稿です。きゃっ!)これは、上府中の奉灯です。結構、元気いいね。 このお祭りは、能登全域で行われる「キリコ祭り」の一つ。でも、七尾ではキリコとは言わず奉灯(ほうとう)と言います。 大阪勤務の弟も、うまいこと石川県本社の出張を金曜日に入れて、祭りに合わせて帰ってきました。 夜は、けっこう風もあって(まさにお涼み)だったので、家族で浴衣を着て出かけてみました! 奉灯 お祭りの内容は、神様を浜までお連れして、夕涼みをしてもらうというもの。だから、毎年、湊町の道路上に仮宮が作られて、そこに神様の足元灯となる奉灯が各町内から集まります。 奉灯仮宮前に集合 写真の奥が、すぐ七尾湾です。奉灯は、夕方から、町内をまわって祓いをして回り、仮宮に着いたら、1基ずつ仮宮の神様の前でご挨拶をして、奉幣をもらいます。奉幣をつけた奉灯は、神様を先導して「サカサイ、サカサッサイ、ソレ、イヤサカサー」と掛け声も勇ましく、神社へ向かいます。その一番後ろが、お神輿です。 奉灯 神社に集まった11基の奉灯は、松明のまわりをぐるぐると回ったあと、整列して、最後に入ってくるお神輿を迎えます。 無事に神様を神殿に帰したら、七尾まだらを大合唱しておしまい。それぞれの町内に奉灯はかえって行きます。でも、私たちの町内(鍛冶町)は、5月にはでか山を出す「山町」です。山倉が山王神社横にあるので、奉灯もそこに片付けます。だから、ここで祭りはおしまい。普段は見られない山倉の中・・・。分かります?でか山の車輪が、ちゃんと次の祭りを待っています。 山倉 手前にうずたかく積まれている布団みたいなのは、奉灯を担ぐときに肩に当てていたクッションの山です。男たちの汗が染み付いています。 今年、久しぶりに祭りを見て気づいたのですが、なんと本府中町の奉灯ができたんですね!!(@o@) 3年くらい前に、塗師町の奉灯を新調したときに、お古をもらって祭りに参加するようになったんですって。(おー、ちょっと浦島太郎だった)でも、一方で、今町の奉灯は担ぎ手とお囃子の不足で、夜の祭りには参加できなくなったそうです。そういえば、袖ヶ江町の奉灯も見かけなかった。。。まちなかにも、祭りを維持するための困難は忍び寄っているんです・・・。祭り見物のお客さんも、昔に比べて少なくなっているように感じました。せっかくのお天気だったのに・・・。ちょっと悲しい。 店長なみも、若い頃は(10年位前?)男の子に混じって、この奉灯を担いでいました! 地下足袋を履いて・・・(笑)足並みを揃えて、担ぐのは結構楽しいけど、上手にやらないと肩や腰をやっちゃいます。 もっと若い頃(子供の頃)は、奉灯に乗りたくて乗りたくて、仕方がありませんでした。昔は男の子しかダメだったんですよね。今は、お囃子はほとんど女の子が乗っているんだから、いーなー。乗りたかったなぁ。 そうそう、浜から宮への先導中に、宮司さんにお会いして、お話をしたときに、ずっと口元を笏(しゃく・神主さんの持っている細い板みたいなやつ)で抑えていました。それは、神さまをお連れしている間なので、息がかからないようにしているんですね。神社について、お神輿から神殿へ神様を戻した後は、普通にしゃべってました。後から気づいて、そっか~!と思いました。 今後も、8月第一土曜日には、七尾では一番大きいキリコ祭りとなる「石崎の奉灯」があります。これから、だいたい毎週能登のどこかでは夏祭りをやっています。ぜひぜひ、祭りにお越しくださいね~。そして、祭りにお越しの際は、いしり亭にも寄ってくださいね。